飛騨の山猿日記 › 2010年09月10日

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2010年09月10日

伝統と伝承

 みなさん、こんばんは。
いつも当ブログをご拝読いただき、誠にありがとうございます。

 masaさん、ブログ拝読させて頂きましたよ!
大変でしたね。。。。マーちゃん救出、ご苦労様でした!!


 さてさて、今日は祭り3日目(最終日)、後片付け&後ふきでした!

午前中は仕事をして、午後1時から神社へ、、、



 まずは後片付けをしました。

作業は2時間ほどで済ませ、その後はそのまま神社にて慰労会を、、、



 老若問わず、皆で酒を酌み交わしながらの親睦、、、

しばらくしてから、恒例の”競り市”が行われました。



 神社にあげられた神饌ものを競りにて売買するものです。本来なら御祝儀相場といきたいところでしょうが、みんな値打ちに競り落さはりましたicon92

 そんなこんなで大変盛り上がった慰労会ですが、片づけを済ませ、帰宅したのは夕方5時半頃。

 夕飯の前に工房事務所にて残っていた書類等の作業を済ませ、夕飯をさっと頂いて、夜は7時半から若連中の後ふきにicon34



 まあ、よくもみんなこんだけ呑めるもんです!!face08

 たわいもない話をしながら、和気あいあいと酒を酌み交わしましたface02

 
 こういった地域の昔からある行事に対しては、われわれ四十歳前後の人間にはさほど抵抗がありませんが、二十歳そこそこの若い人たちにしてみれば、それこそ「なんでこんなことを、、、」と思っている人もいるに違いありません。

 現に、仕事の都合で無理・・・という人も中にはいます。

こんなご時世ですんで、それはそれで仕方のないことですが、、、


 そやけど、みんながみんな「オレ、無理」ってなことを言い出したら、「そしゃ、誰がやるんよ」ということになりかねません。

 昔からずーっと続いている文化・風習に対して、そっくりそのままの状態で後世に受け継いでいくのにはかなりの無理が生じてきていると思います。

 世の中の価値観や風潮が変化している以上、それに沿った伝え方があると思います。

それが「伝統」なのでしょう!icon92

 それに対して「伝承」というのは、時代が変化しても少しも変わることなく、しっかりそのまま伝えること。。。。

 
 どちらが良くて、どちらが悪いということではなく、大切なのは昔から大切に伝えられてきたものを、絶やすことなく後世に受け継いでいくこと!

 本来ならば、姿かたちをを変えることなくキチッと伝える(伝承)のが良いのかもしれませんが、その事柄によっては必ずしもそうでなくて、適切なやり方に変える(伝統)のが良いこともあると思います。


 例えば、「恐竜はなぜ滅びてしまったのか・・・」

それは、環境の変化に順応できず、自らの生き残る術を見いだせなかった、、、とも言われています。決して強いものだけが生き残れるのではない、、、ということの象徴です。

 
 今の世の中は、時代の流れが大きく変わろうとしている節目にきている、と私は感じています。政治にせよ経済にせよ、身近な所では私たちひとり一人の生活にせよ、簡単にいえば「価値観」が今までとはちょっと違ってきつつある変革の時期に差し掛かっています。

 現代のようにこれだけいろんな情報が瞬時に飛び交っている状況の中で、何が良くて何が悪いのか・・・という判断は非常に難しくなってきています。逆にいえば、これだけ変化が目まぐるしいと、しっかりと先を見据えた適切な判断をするということは、おそらく無理なことでしょう。

 しかしながら、険しい道ををブレることなく進んでいくには、目指す頂きを見失うことなく、道中のいろんな障害に柔軟に対応しながら進んでいくことが大切なのでしょう。

 
 もちろん、その根底には”強い信念”と”ひたむきな努力”が全ていおいて必要なことは間違いないと思います。

 
 どんな些細なことに対しても、しっかりと向き合う、、、


 。。。。。スンマセン。。。最近はちょっと涼しくなったと思ったのに、、、


       ”蒸し暑い”?講釈をお許しくださいface07

   

Posted by 飛騨の山猿 at 01:07Comments(2)