飛騨の山猿日記 › 2010年06月10日

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2010年06月10日

冷凍みかん

 みなさん、こんばんは。
いつも当ブログをご拝読いただき、誠にありがとうございます。

 「週休二日酔」師匠、コメントの返信ありがとうございます。
さすがは師匠!、恐れ入りました!!

 
 さて、久しぶりに「冷凍みかん」食べましたicon70



 私の母上はとにかく冷凍して”たばっとく”ことが大好きな人で、お陰で忘れたころに思いもよらぬものにありつけることが”ぎょうさん”あります。

 昔の人?って頂き物しても、もったいないもんで一遍には食べてしまわず、あんばようとっておいて何かのときに小出しして食べる、、、なんてことしらっさるようです。

 おかげで我が家の冷凍庫は肉や魚はもちろん、饅頭やら干柿やら赤飯やら。。。face08、、、この冷凍みかんもその一つですicon92

 現代は、それこそスーパーに行けば一年中ありとあらゆるものが、季節に関係なく売られています。何不自由なく便利で快適に過ごせる時代ですが、それが本当に幸せかどうかは??疑問符が付きますねface09

 日本には四季があり、その季節ならではの風情や習慣、それに伴った文化や食べ物も数多くあります。

実際、私の子ども”時分”の記憶のなかでは、

 (春) 田植えを手伝った後に、家族でイチゴ狩りに行ってみんなで食べたイチゴは甘かったな~(確か高山市内の農園だったと思うが、、、)

 (夏) 子ども会で海へ行ってスイカ割りして、あんまり冷とうなかったけどみんなで食べたみずみずしいスイカは旨かったな~

 (秋) 山へクルミ拾いに行って、仲間と作った「秘密基地」のなかで食べたクルミの味はすごく香ばしかったな~

 (冬) 父上がお寺の行事で貰ってきた「だいこん汁」は、味がよう浸みとって美味かったな~


 今でも当時のことを思い出しながらその物を食べたりすることがありますが、昔のような感慨は残念ながら薄れてしまったようです。

 世の中、不景気だ何だっていいますが、日本人は贅沢な暮しに慣れ過ぎてしまっています。

 昔は「焼き肉」や「寿司」なんてめったに食べられなく、ましてや外食なんてもってのほかでした。それが今では、何かしらにかこつけて「△△の店へ食べに行こうよ」なんてことがごく普通になっています。ま、それだけ皆が努力して生活水準が上がったといえば単にそれまでですが・・・

 我が家もその例外ではなく、妻や子ども、それに爺・婆までそんな具合です。

ま、私の「なんでそんなとこ行ってメシ食わんならんのよicon08icon07

 の一声で、大概は却下されるんですが、、、

 外食が嫌いってわけでもないんですが、家で手間暇かけて作った御飯の方が断然うまいと思うし、それこそ”入学だ””卒業だ”ってな時なら、、、ま・・・たまにはいいかface02、くらいです。


 家族からは煙たがられても??、それに屈することなく質素倹約を励行する所存ですicon21
 
 正月に買って食べたみかんを、夏にも食べたいで、”やくやく”凍みらして大事にたばっとく・・・





 今一度、”食”について見つめ直す時期、、、ということなんですよicon92


 

   

Posted by 飛騨の山猿 at 23:10Comments(4)