飛騨の山猿日記 › 2010年10月08日
スポンサーリンク
この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
2010年10月08日
iPhone ウッドケース
みなさん、こんばんは。
いつも当ブログをご拝読いただき、誠にありがとうございます。
さてさて、大変永らくお待たせいたしました!
ではご覧ください。。。。






そうです! 「iPhone 3G」の木製のケースです!!
今年5月のGW中に行われた「春の清見クラフト展 2010」
その期間中に、ある方が当工房を訪ねてみえました。
その方は現在横浜にお住まいの方でして、職場は東京、、、
「MSY㈱」という会社のプロダクトデザイナーの方でした
んでもって要件はというと、なんとあの「iPhone」の木製ケースがつくれないかと、、、、
実はこの「MSY㈱」という会社、ホームページを検索して頂ければわかるんですが、「iPhone」や「iPad」などの周辺アクセサリー(カバーやケース)等をネットを中心にして企画、販売している会社。書店に並んでいる月刊誌「リアル・デザイン」という雑誌にも商品が掲載されています(2010/11月号)。
で、なんでまた東京の会社の人がこんな田舎へござったのかっていうと、実はこの方、実家が高山の方なんです。たまたまGWに高山の実家に帰省してござって、そんでもって、たまたまこのクラフト展の開催を知って、ぶらっと見にござったらしいです。
で、いろいろお話を聞いていたら、実は今扱っている商品ラインナップの中の「iPhone 3G」のウッドケースはオランダ製なんですが、値段の割にチャチなつくりなんだとか。。。。
今一つの出来なんで国内でつくってくれるところを探してござったらしいんですが、高山出身ということもあって、飛騨の木工技術で何とか出来ないか、、、、加えて、一位一刀彫の彫りのデザインを上手く取り入れて、この地ならではの仕様にできないかと、、、てなことでした。
私も突然のことだったんで少し半信半疑で聞いていたんですが、話しをしているうちになんと知り合いのお兄さん
ということが判明、、、、お互い妙な御縁に驚きつつ、遠かった距離が一気に縮んだ気がしました。
そんなひょんなきっかけから始まった、「iPhone 3G ウッドケース」の取り組み。。。。
それはそれは、ずーっと何カ月も”苦悩”と”試行錯誤”の繰り返しの日々でした。実際、毎晩遅くまで、、、土日・祝日関係なし、、、おまけに盆休みも何処へも行かずにずーっとこの取り組みに時間を割いてきました。
最初は正直、引き受けたことはいいが、上手く”カタチ”に出来るか不安で一杯でしたが、いろんな方の協力のおかげでまず試作が完成、、、
それを9月に東京で開催された「ギフトショー」に出展したところ、かなりの”高評”だったらしく、早速初回ロットの50個の発注が、、、
その納期が今日でして、本日無事にMSY㈱さんに発送いたしました










とにかく、新しい商品を企画することの難しさを身を持って実感しました。技術的な寸法精度を高めることにかなり苦労しましたが、それ以上に私が大事にしたことは、
「nokutare」の持つコンセプトや、私自身の人間性をいかにこの製品に吹き込み、表現できるか・・・・
この商品を見た人が、、、そして手にした人が、私の想いをしっかり感じとってもらえるような・・・
そんな想いが一番、”思考”錯誤したところでもありました。
完成した今は何とも言えない充実感で一杯ですが、ほんとの勝負はこれからです。
世間に、そして市場に出て、実際に売れてナンボです
とにかく商売である以上、結果が出なければ認められません。
それと同時に、次の戦略を、、、、
「iPhone 4」、「iPad」への参戦?も依頼されています。これらの関連アイテムも既に市場に出回っているものもあります。最近も新聞に「iPhone 4」のウッドケースの記事が掲載されていました。
そういった点では早くつくらねばと焦る気持ちも少々ありますが、大切なのは私の持っているコンセプト、人間性で如何に勝負をかけられるか、、、、だと思っています。
まだまだ、私の挑戦は続きます!
こんな田舎の、それもちっぽけな工房が、広く世界の人々??に認められるような日が。。。
さらには、この飛騨で古より受け継がれてきたモノづくりに対する一生懸命な取り組みの活性化と発展に繋がったら。。。
更なる高みを目指して、またまた睡眠不足の毎日となりそうです

いつも当ブログをご拝読いただき、誠にありがとうございます。
さてさて、大変永らくお待たせいたしました!
ではご覧ください。。。。
そうです! 「iPhone 3G」の木製のケースです!!

今年5月のGW中に行われた「春の清見クラフト展 2010」
その期間中に、ある方が当工房を訪ねてみえました。
その方は現在横浜にお住まいの方でして、職場は東京、、、
「MSY㈱」という会社のプロダクトデザイナーの方でした

んでもって要件はというと、なんとあの「iPhone」の木製ケースがつくれないかと、、、、
実はこの「MSY㈱」という会社、ホームページを検索して頂ければわかるんですが、「iPhone」や「iPad」などの周辺アクセサリー(カバーやケース)等をネットを中心にして企画、販売している会社。書店に並んでいる月刊誌「リアル・デザイン」という雑誌にも商品が掲載されています(2010/11月号)。
で、なんでまた東京の会社の人がこんな田舎へござったのかっていうと、実はこの方、実家が高山の方なんです。たまたまGWに高山の実家に帰省してござって、そんでもって、たまたまこのクラフト展の開催を知って、ぶらっと見にござったらしいです。
で、いろいろお話を聞いていたら、実は今扱っている商品ラインナップの中の「iPhone 3G」のウッドケースはオランダ製なんですが、値段の割にチャチなつくりなんだとか。。。。
今一つの出来なんで国内でつくってくれるところを探してござったらしいんですが、高山出身ということもあって、飛騨の木工技術で何とか出来ないか、、、、加えて、一位一刀彫の彫りのデザインを上手く取り入れて、この地ならではの仕様にできないかと、、、てなことでした。
私も突然のことだったんで少し半信半疑で聞いていたんですが、話しをしているうちになんと知り合いのお兄さん

そんなひょんなきっかけから始まった、「iPhone 3G ウッドケース」の取り組み。。。。
それはそれは、ずーっと何カ月も”苦悩”と”試行錯誤”の繰り返しの日々でした。実際、毎晩遅くまで、、、土日・祝日関係なし、、、おまけに盆休みも何処へも行かずにずーっとこの取り組みに時間を割いてきました。
最初は正直、引き受けたことはいいが、上手く”カタチ”に出来るか不安で一杯でしたが、いろんな方の協力のおかげでまず試作が完成、、、
それを9月に東京で開催された「ギフトショー」に出展したところ、かなりの”高評”だったらしく、早速初回ロットの50個の発注が、、、

その納期が今日でして、本日無事にMSY㈱さんに発送いたしました

とにかく、新しい商品を企画することの難しさを身を持って実感しました。技術的な寸法精度を高めることにかなり苦労しましたが、それ以上に私が大事にしたことは、
「nokutare」の持つコンセプトや、私自身の人間性をいかにこの製品に吹き込み、表現できるか・・・・
この商品を見た人が、、、そして手にした人が、私の想いをしっかり感じとってもらえるような・・・
そんな想いが一番、”思考”錯誤したところでもありました。
完成した今は何とも言えない充実感で一杯ですが、ほんとの勝負はこれからです。
世間に、そして市場に出て、実際に売れてナンボです

とにかく商売である以上、結果が出なければ認められません。
それと同時に、次の戦略を、、、、
「iPhone 4」、「iPad」への参戦?も依頼されています。これらの関連アイテムも既に市場に出回っているものもあります。最近も新聞に「iPhone 4」のウッドケースの記事が掲載されていました。
そういった点では早くつくらねばと焦る気持ちも少々ありますが、大切なのは私の持っているコンセプト、人間性で如何に勝負をかけられるか、、、、だと思っています。
まだまだ、私の挑戦は続きます!

こんな田舎の、それもちっぽけな工房が、広く世界の人々??に認められるような日が。。。
さらには、この飛騨で古より受け継がれてきたモノづくりに対する一生懸命な取り組みの活性化と発展に繋がったら。。。
更なる高みを目指して、またまた睡眠不足の毎日となりそうです



Posted by 飛騨の山猿 at
02:35
│Comments(2)