本気でめざす

飛騨の山猿

2010年12月19日 21:21

 みなさん、御無沙汰しております。

 長期休暇中?だったにもかかわらず、多くの方々に訪問して頂き誠にありがとうございます。

 とくにどこか体の具合悪かったわけでもなく、相変わらず忙しい毎日だったのはずーっと同じですが、自分の心にある大きな変化がありました。で、そのことについていろいろと考えてました。
 (これがブログをお休みしていた直接の理由ではありませんが、、、)

 その大きな変化のきっかけになったのが、ある方の言葉でして、、、、



 夢や目標を本気でめざすと、全てが変わる。


 運は誰にでも流れている。それをつかむか、つかまないかだ。


 明日死ぬと思って今やれることをやり尽くす。

 それでダメなら仕方ない。その開き直りが自信につながる。


 ここまでダッシュと思ったら、最後まで全力で走る。

 1m手前で力を抜いたせいで負けることもある。


 プレッシャーは重力のようなもの。重力が無いと
 
 筋肉も骨もダメになる。重力があるから自分が強くなる。


 人にどう思われてもいい。日本中の人に批判されてもいい。

 最後に家族が信じてくれればそれでいい。


 スランプや失敗が続いても、調子がよかった過去を

 振り返ってはいけない。今つまづいているのは、

 もっと高い場所に行こうとしているからだ。


 本当にどうしようもない状況に陥ったら、こう思う。

 ここが分かれ道だと。ここで投げ出すか、踏ん張れるかだと。


 どん底に落ちてはじめて気づくこともある。


 危ない危ないと言ってリスクを避けてばかりの社会は、

 人の生きる力を弱めている。


 夢なんてなんだっていい。どんなに小さなことだっていい。

 その一歩で、また次の夢が見えてくる。

 まずは一歩を踏み出すことだ。



 
これはサッカー日本代表前監督の岡田武史氏の言葉です。

 なんかこれ読んだ瞬間に、心の奥の方からこみ上げてくるものがあって、それからずーっと頭の中に焼き付いて離れなくて、、、
 
 
 今まで自分の中で”頑張ろー”目指そー”としてきた「更なる高み」って具体的になんなんやろー。。。

 って思っとったんやけど、ここ1、2週間の間に自分を取り巻く環境にすごくイイ感じに”風”が吹き始めてきて、今までモガいてただ我武者羅に頑張ってきたことに、ちょっと光がみえてきたような、、、


 そんなこともあって、ブレない”自分の中の確たる芯”をようやく設定できました。


 木工を生業として、日本はもとより、世界に打って出れる、、、そんなモノづくりを”本気”でめざします。他の人からすれば、何とも大それた馬鹿げた目標だと思われるかもしれませんが、とにかく挑戦したいと思います。

 それと、以前からずーっと思っていたことがあって、、、、それは、

 この地域で頑張ってモノづくりに携わっている人々、いわゆる”職人”と言われる人たちにもっとスポットライトを当てられないかと、、、、

 木工業界でいえば、地元飛騨出身の若者であえて木工を志す人がほんとに少なくなってきています。その背景には「なかなか食っていけない」という現実があって、(ま、私も例外ではないですが、、、)次世代の担い手は他所からの人たちがほとんどです。そんなこと、地元の人間でも、よその人間でもどっちでもいいなけ、、、と言われる方もいらっしゃるでしょうが、この地に脈々と受け継がれてきた”飛騨の匠”のDNAは必ず現在も残っているはず、、、絶対に絶やしてはいけないと強く思います。


 伝統的な技術はもちろん、それとともに培われてきた文化、風土、そして心意気、、、


 それらすべてをもう一度大きく発展させたい、、、、

 産業を生み出すことによって経済が活性化し、働き口が増え、次世代の若者がこの町に定住できるようになり、地元に残って結婚し、子どもが増え、そうすることがこの地域の発展に繋がり、まちが元気を取り戻すことにならないかと、、、

 こんな時代だからこそ、新しい地域の”しくみ”をもう一度築きあげられないかと、、、、


 そんな夢物語みたいな目標に、本気で挑もうと決めました。

 だから、これから出逢うすべての事柄に対して、迷った時はかならずこの目標にモノサシをあてがってしっかりと判断しようと、、、


 何年かかるか分からんけど、とりあえず100歳まで精進して生きるとして、あと60年。


 子や孫の世代が大人になった時に、この地に生まれ育ってよかったと、心から思える社会になっていれば、、、


 来年は私も40歳を迎えます、、、四十にして迷わず、、、

大好きなサッカーも、あえて来年1年間はプレーせずに我慢、と決めました。

 とにかく仕事を中心に、じっくりと、かつ大胆に攻めたいと思います。



 我が工房名の由来でもある、、、”のくたいを創り出す”


 世界に向けて!、いざ、発進です!!




 

 

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