もみ播き

飛騨の山猿

2010年04月18日 00:09

 みなさん、こんばんは。
いつも当ブログをご拝読いただき、ありがとうございます。

 昨日は 『もみ播き』 をしました。

 米作りをされている方なら「はは~ん」とくるでしょうが、一応簡単な説明を。

 『もみ播き』というのは、田植えをするときに必要な「苗」を育てるために、「種もみ」と呼ばれるお米を土と一緒に播いて、「苗代(なわしろ)」に据え付ける作業です。
 田植えまでの期間ここで苗を育て、管理をします。

 昔はそれこそ各農家では各々でやっていたそうですが、現在では管理面の手間などから共同(組合など)で行っているところが多いそうです。

 しかしながら、我が家の場合は自分の所でもみ播き、苗代を現在もやっています。

というのには、実は大切な理由があるんですよ!



 地元の保育園の年長さんと小学校の5年生に体験してもらっているんです。

 「田舎に住んどるのに”お米”が、どやってできるのかもわからんようではダシカン!。本物を観て、触れて、味わうことが一番なんや。。。」

という勝手な?思いをずーっと抱いていました。

 実際、私の小学生時代(もう30年も前の話ですが)には、学校で全校児童がで田植えから収穫まで行っていたことを今でも覚えています。

   、、、、いつからやらなく(やれなく)なったんでしょうかねー、、、、、


 ま、それはそれとして、我が家で米作り体験をはじめたきっかけを少しお話しましょう、、、

 今から6年くらい前のことです。何かの用事で保育園へ行った時に、ふと目にしたある光景。。。。
 園庭の”ぐろ”におよそ直径1メートルくらいの小さな田んぼのようなものが、、、見ると、苗が植えてありました。園長先生にお尋ねすると「農家で余った苗をわけてもらって植えてみた」とのこと。
 園児たちに、食育を兼ねて”ごはん”ができるまでや、食べ物の大切さを教えたいという思いからやってみた、、、ということでした。

   と、その言葉を聞いた瞬間に 

 「せっかくなら、おらんどこの田んぼは保育園のすぐ横やし、一角を使って米作りしてみんけな!!」

ってなわけです。(小生、昔からイベント?大好きなんです)


 そして小学校の場合はというと、TAKUMA(長男)が5年生の時(今から3年前)に担任の先生が「総合学習で教科書の中では米作りの勉強するんやけど、”清見の子なんやで”ほんとは実際に体験させてみたいんやけど、、、」と思って見えたところに、タイミング良く我が家で保育園の米作りのことを聞かれ、、、是非!!」

 ってなわけで、始まったのがきっかけです

 
 さて、昨日はあいにくの寒い一日(午後からは)でしたが、みんな真剣に興味深くやってましたよ!!









 いざ、苗代へ!



 さすが、「元気、強い子、清見の子」!!、、、素足で田んぼに入り、

     「つべて~~」

とかって叫びながらも、張り切ってやってくれましたよ












 ここらで、時間が来たので、後は我が家で作業を、、、






 およそ、30日~35日後に「田植え」です。

 今度は地元のじいちゃん、ばあちゃんにもご協力願って、

みんなでワイワイ、ガヤガヤ、、、

 泥まみれになって、キャーキャー言いながらみんなで田植えをします

 
 さ~~、今年も始まりましたよ!!

”あんばよう”秋にお米、獲れるかなーー

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