酒二升
みなさん、おはようございます。
いつも当ブログをご拝読いただき、ありがとうございます。
昨日、同町で山仕事をしてみえるHさん(御年78歳!)が”やくやく”挨拶にござりました。
今、うちの裏山でシイタケの原木を伐り出してみえるそうなんですが(ご近所さんの依頼で)、下まで運んでくるのに途中で道がせぼうなっとるもんで、うちの敷地を通らせてもらいたいで・・・とのことでした。
義理堅く「
酒二升」もってみえました。
「あれ、そんなもん受け取れんさー、うちにはちっとも迷惑にならんのやで・・・」と再三、お返ししようとするのですが、
「いやー、そんなわけにはいかんのやさー・・・まあ、とっといてくりょよ」
ってなわけで、ありがたく頂戴しました。
昔はどこぞへお願いや挨拶に行くって言うと、決まって「酒二升」が定番でした。私にもその観念が今だにありますが、そういうことが薄れてきているご時世です。
現在では、「酒持って行っても、あそこの人は呑まはらんで・・・」なんて気遣って、ビールやお菓子なんてこともありますが、それでも”頼みごとの大・小”にかかわらず手品をもっていくのは”しきたり”です。
大したことでもないのに、そんにしてもらうと逆に申し訳ない気がしてまうんやけど、こういうことでお互いイイ関係を保てるんじゃないでしょうかねー。
もの貰ったでうんぬんじゃなくて、気遣ってもらっているその気持ちが嬉しくて、ありがたくて・・・
、、、、、、「すんませんなー、こんにしてもらって」
「いつどこで今度は逆に御厄介にならんならんかもしれんで」、、、、、、、
そういった心遣いの出来ることが、田舎で暮らすイイところなのかもしれません。確かに、常に気を配らねばららぬ・・・ということで、”いやらしいなー”と懸念される方もみえますが、私はそういうことも含めて大事なことだと思っています。
「あそこの兄は、まあ、げばいとるぜな」。。。。。なんてことにならんように、
常に己をしっかり持って、自分の行いに自覚と責任をもつ!
そういう気持ち、これからも意識したいですね!!
、、、、(たまには、ありゃ。。。なんてこともありますが)